はじめに
Salesforceでフローをリリースする前はデバッグをフローインタビューで容易に見ることができるが、リリース後の本番運用ではエラーを確認するには、メールで確認したり、フローで障害発生時の内容をオブジェクトに集約するといった手間が必要となります。
メールの場合は、受診履歴として残せますが確認がわずらわしくなりますし、オブジェクトに集約する場合は、データ分析に利用するのであれば良いですが、シンプルな管理業務を行う上では不要な設計となります。
そこで、今回はメールで受信した内容をSlackに通知して、情報拠点として集約を実現させることにしました!
SlackとGmaiの連携でできること
SlackとGmailの連携でできること、どうするのかは割愛いたしますので、下記の記事を参考にしてください!
実現方法
お手軽にZapierベース
注)Zapierはフリープランで検証するため、有料プラン契約の方とは完成系が異なる場合がございますので、ご注意ください。
まずすべきはメッセージの受信元の整理です!
Zapierのトリガーで使用するラベルをGmail側に作成しました。
フローで発生したエラーのメール通知については、このようにラベル付することで容易にまとめられます。(いや当たり前か)

次にZapierでタスクの設定をしましょう!
今回は下記のように消費タスクは1となるシンプルなものを作成しました。

設定としては、トリガーでメールを受信した際に、設定したラベルを付けられた場合起動し、内容をSlackに転送するものとなります!
起動すると、下記画像のように通知されます。
※見づらいのは投稿者のセンスの問題です。

おわりに
いかがでしょうか?
可能な限り低コストで、もっと作り込みたいならSlackBotベースでやるのが良いですが、Slackはフリープランで、Zapierもほとんど使わずにフリープランが良いなら今回の方法でも良いですし、使用頻度が増えてもZapierだけ有料にすることで問題ないかと思います。
書き上げてから思いましたが、結局Slackの有料プランで「チャンネルにメールを送信」を使えるのが一番良いような気もします。。。